
牧神社のツツジ
4月12日(日)、宮崎県地方は丸1週間、晴天の日が続いて気温もグングン上昇しています。
まさに初夏の陽気です。
この日と翌日は久しぶりの連休と言うことで、ここしばらくウォーキング不足で溜まっていたストレスを全て吐き出すつもりです。
2日間とも、しばらくご無沙汰しているか、初めて足を踏み入れるコースをえらび、山々の若葉のように新鮮な気持ちで歩く計画を立てました。
初日の日曜日は、都農(つの)町の山里です。
都農町は宮崎市と延岡市のほぼ中央にあり、東は太平洋に面していて漁港があり、西側には標高1,
400mを超える尾鈴山を筆頭に比較的高い山が連なっています。
そんな都農町は、「山と滝とくだもののまち」と言われています。
ナシ、ミカンなどくだもののなかでもブドウは、50数年前に困難な条件の下、生産が始まった歴史があり、幾多の改良を加え「尾鈴ブドウ」と言うブランドを不動のものにしました。
現在では、観光農園をはじめ町のあちこちで「尾鈴ブドウ」が生産されています。
1996年、尾鈴産ブドウを100%使用した「都農ワイナリー」が完成。
味と品質が評判を呼び、都農ワインは瞬く間に日本国内はもとより世界に知られるようになりました。
世界的権威[Wine Report 2007]でスパークリングワイン キャンベル・アーリーが[世界の最もエキサイティングな100のワイン] に選ばれました。
国内では第四回国産ワインコンクール(山梨県)に出品した『シャルドネ・アンフィルタード2005』が、欧州系ブドウ品種を使った白ワイン部門で、最高ランクの金賞を受賞、同部門の最優秀賞も受け全国の頂点に立ちました。
また、アジアランキングでは[最もエキサイティングなワイン]で第1位を獲得、都農ワインのキャンベル ・アーリーが「ワインリポート2005」で、「アジアで最もお買い得なワイン」として紹介されたのです。
キャンベル ・アーリーは2,004年版でも「世界のワイン百選」に選ばれており、今や押しも押されもしない都農ワインが完成、ワイナリーには多くの観光客が訪れています。